カンボジアのシェムリアップで泊まったホテルである。
1泊1部屋40ドル弱と非常にリーズナブルながら、設備的には4つ星の素晴らしいホテルなのだ。
次回カンボジアに行ったら、また泊まりたいおすすめホテルである。
distagon 2/28, eos5d
sigma35/1.4, d800
2013年8月27日火曜日
2013年8月26日月曜日
Siem Reap, [カンボジアその5]
2013年8月25日日曜日
Ta Prohm(タプローム), [カンボジアその4]
アンコール遺跡郡を見るなら必見のタプロームである。
樹木に浸食された遺跡が一種独特の世界を作っていて、まったく不思議な空間なのだ。
前回ここへ来たときも、最も印象に残った遺跡であり、再訪を楽しみにしていたのである。
落ち着いた寺院の遺跡なのだが、巨大なガジュマルが浸食していて、自然と遺跡の不思議な一体感があるのである。
どこか現実世界から離れたパラレルワールドに来たかのような、非現実感とでも言うのか、不思議な世界へ迷い込んだような感覚なのだ。
いたるところで、パワースポットのような癒しを感じるのである。
ここの遺跡もいい具合に崩れていて、探検気分が盛り上がるのだ。
やはりここの遺跡を歩き回るのは最高に楽しいのだ。
巨大な樹木の浸食から遺跡を修復しようという話もあるようだが、樹木をなくしてしまうと遺跡の魅力もなくなってしまうので、なんとか現状維持していってもらいたい。
アンコールワット、バイヨン、タプロームと小回りコースを回ったが、さすがに1日で見るのはかなり疲れるのである。午前か午後のどちらか2~3時間でのんびり見て回るのがお勧めである。
makro planar 2/50, eos5d
sigma 35/1.4, d800
Bayon (バイヨン), [カンボジアその3]
アンコールワットを見た後は、アンコールトムへ移動してバイヨンを見るのである。
10年前に来たときは、壮大なアンコールワットに比べてあまり記憶に残らなかった印象なのだが、今回はここがかなり良かったのだ。
崩れかけて廃墟となった遺跡が、繁栄と滅亡の歴史を想起させて、大いにロマンを感じるのである。
ここの遺跡は、崩れかけたというよりも、実際崩れているのである。
普通ならきれいに修復してしまうところだが、あえて、このような状態で保存されているところが、個人的にはとても気に入った。(単に手が回っていないだけかもしれないが。)
首のない像が守る門である。アンコールトム当時の戦争で壊されてしまったのか、あるいは、近年の内戦によるものかわからないが、インディージョーンズになったようで冒険気分が盛り上がるのである。
タプロームほどではないが、樹木が浸食している。また、レリーフもいたるところにある。
まったくもって、クメール建築様式は独特である。煉瓦ベースで石の装飾を施してあり、非常に壮麗だ。
特に、バイヨンはアンコール遺跡群の中でも最後のほうの時代に建てられたもので、微笑みをたたえた仏教的な顔が施された四面塔が連なり、非常に独創的なのである。
1000年近く前に造られた建築が現存していて、過去の栄華を今に伝えているというのは、非常に感慨深い。
全体的に、すぐにも崩れそうな印象で、倒壊してもそのままにしてそうなお国柄でもあるが、今後も維持・継続していってもらいたいものである。
makro planar 2/50, eos5d
sigma 35/1.4, d800
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